ナチュラルチーズとは

ナチュラルチーズって良く聞くけれど、普通のチーズと何が違うの？

と疑問に思われている方も多いかも知れません。

チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズの2種類があります。

この2つのチーズの違いはどこにあるのでしょうか？

ナチュラルチーズとは、生乳などを乳酸菌や凝乳酵素で凝固させ、ホエイ（乳清）の一部を除去したものや、さらにそれを熟成させたもののことを言います。

一方、スーパーなどで良く見かけるお馴染みのチーズはプロセスチーズです。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違いは加熱処理をしているかどうかです。

ナチュラルチーズとプロセスチーズの違い

プロセスチーズとはナチュラルチーズを原料に、乳化剤などを加えて加熱して溶かしたものを再び成形したチーズのことを言います。

スライスチーズや、ポーションタイプなど色々な形に加工ができます。

ただし、加熱処理により乳酸菌は死滅していますので、それ以上熟成したり味の変化が起こることはありません。

ナチュラルチーズの内部には、乳酸菌や擬乳酵素が残っています。

それらの働きで、出来上がった後も熟成を続けます。

白カビチーズなどがトロトロに変化していくのはそのためです。

この熟成による変化がナチュラルチーズの醍醐味とも言えます。