ハードチーズ

チーズの種類

こんにちは。
今日はハードチーズについて解説していきます。

ハードチーズってどんなチーズ?

ハードチーズとは、圧搾して硬く造ったチーズのことです。

セミハードチーズよりも製造時の加熱温度が高く、より硬く造ったチーズをハードチーズと呼びます。

製造の最終段階で、硬くするために押し固めるのではなく、目的の硬さのチーズを造るために初めから計算されて造られています。

ハードチーズの特徴

ハードチーズの特徴は、一般的には大型で、保存性に優れたものが多いこと。

熟成期間も長いものが多く、複雑で個性的な味わいが楽しめます。

保存性が高いので、買った後のチーズの変化をあまり気にする必要がないのも安心ですね。

ハードチーズの種類

ハードチーズはたくさんの種類があり、色や形、大きさも様々です。

今回は、フランス、イタリア、スイス、スペインからそれぞれ有名なハードチーズを1つづつご紹介します。

  • コンテ(フランス🇫🇷)
  • パルミジャーノ・レッジャーノ(イタリア🇮🇹)
  • グリュイエール(スイス🇨🇭)
  • ケソ・マンチェゴ(スペイン🇪🇸)

コンテ

コンテはフランスのフランシュ・コンテ地方、ジュラ山地一帯で造られる、大型のハードチーズです。

フランスを代表する人気のチーズで、ナッツのような風味が特徴的です。

そのままおつまみにしたり、パンにはさんで食べても美味しいチーズです。

夏に造られたコンテはより複雑でフルーティーな香りがして、冬のコンテとはまた違った奥行きのある味わいでおすすめです。

パルミジャーノ・レッジャーノ

パルミジャーノ・レッジャーノはイタリアチーズの王様とも呼ばれている、イタリアを代表するチーズです。

クリーム分を分離した低脂肪の牛のミルクから造られる大型のチーズで、熟成期間が長くなるほど旨味が増していき、まるでパイナップルのような香りとジャリジャリとしたアミノ酸の結晶が現れます。

とても硬いチーズで、そのままかち割りにして食べたり、削って料理に加えたりと、色々な使い方のできる便利なチーズです。

グリュイエール

グリュイエールはスイス産のハードチーズで、エメンタールとともにスイスを代表するハードチーズです。

ミルクの香り高い風味と、ナッツのようなコクのある味わいがあります。

特に夏のあいだに山の牧草を食べたミルクから造られたものは格別で、最高級品として扱われています。

チーズフォンデュに欠かせないチーズとして、スイスでも人気のチーズです。

ケソ・マンチェゴ

ケソ・マンチェゴはドン・キホーテにも登場する、スペインで最も有名なチーズです。

このチーズの特徴は羊のミルクから造られた濃厚な味わいと、側面の模様です。

側面の模様の正体はエスパルトという茅の一種を巻き付けてできたもので、現在はプラスチックで造られた型で代用されています。



いかがだったでしょうか?

今回ご紹介したハードチーズはごくごく一部です。

この他にもたくさんの美味しいハードチーズがあります。

今後もいろいろとご紹介させていただきたいと思っています!

お楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました