こんにちは。
今日はウォッシュチーズについて解説していきます。
ウォッシュチーズってどのようなチーズで、どのような種類があるのでしょうか?
ウォッシュチーズってどんなチーズ?
ウォッシュチーズとは、チーズの表面を塩水やアルコールなどで洗いながら熟成させるチーズです。
塩水を浸した布や、ブラシなどでチーズの表面を擦ったりすることをウォッシングと呼びます。
ウォッシングの回数や、使用するアルコールの種類などで表面の色は白っぽいものからオレンジ色のものまで様々です。
今回はフランス産の有名なウォッシュチーズをいくつかご紹介します。
フランス産のウォッシュチーズ
- ポン・レヴェック
- マンステール
- ラングル
- エポワス
ポン・レヴェック
まず1つ目はノルマンディー地方で造られているポンレヴェックです。
ポンレヴェックの表面は白っぽく、熟成すると赤褐色にかわります。
ウオッシュチーズとしては風味が穏やかで、とても食べやすいです。
色々な大きさがあるので、お好みに合わせて選ぶことができます。
マンステール
2つ目はアルザス地方で造られているマンステールです。
マンステールの表面はオレンジ色で、中身はねっとりとしていてクリーミー。
アルザス地方のリースリングなどのワインが良く合います。
ラングル
ラングルはブルゴーニュ近くで造られているウォッシュチーズです。
こちらのチーズの特徴は上部が窪んだその形状にあります。
この窪みはフォンテーヌ(泉)と呼ばれ、チーズの熟成時に反転させないことにより生まれます。
表面は黄色〜オレンジ色で、中身はしなやか。
熟成させることにより、クリーミーでなめらかな食感が楽しめます。
エポワス
最後は、ブルゴーニュ地方で造られるエポワスです。
鮮やかなオレンジ色の外皮が特徴的で、知っている方も多いかと思います。
このオレンジ色の外皮はマール・ド・ブルゴーニュという地元のブランデーで洗うことによって生まれます。
中身はとても柔らかく、熟成するとトロトロに溶け出します。
いかがでしたか?
ウオッシュチーズは独特の香りが強く、味わいも強めです。
反対に中身はむっちりとして弾力のあるものや、
熟成するとトロトロになるものまで色々楽しめるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
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